Posted by あしたさぬき.JP at ◆

 

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2014年02月28日
Posted by こち at ◆ 2014年02月28日01:06 Comment(1)

VESPAレストア完了

聞いてください。

とうとうP200Eのレストアが完了したんです。

昨年の10月グラインダーでぶった切るところからはじめて、



溶接


塗装


エンジンオーバーホール


配線引き直し



とフルコースやっちゃいました


前回、灯火類が全く点かなかったため、レギュレターを換えてみたものの反応なし。

次に、オルタネーターをチェックすると、灯火系発電コイルに電気抵抗がなく、ここも怪しそうです。

以前、ライトが自転車用のダイナモライトより暗かった理由はここにありそうです。

が、発電量は13vは出ています。

まあ、とりあえず抵抗が全くないのも異常なので、ばらしてまき直します。

買ったら1万円超えるし、ここが原因かどうかも分からないので。

1mmのエナメル線を巻くこと左に55回。


下側の明るい色のコイルが自作。

純正のようにはきれいにいきません。

コイルを1個巻いたところで、取り付けて抵抗値を図ると、見事復活しました。

エンジンに取り付けて発電させてみると、発電量さらに回復。1個取り替えただけなんですが、不思議。ただ、ライトは点きません。

配線を疑うしかありません。

ベスパの配線は異様に複雑で、あっちこっちのスイッチとコネクタが複雑に絡み合っていて、導通検査をしてもどこがどこやらわかりません。

で、またもハーネスを全部引っこ抜き、元と同じ配色で作り直します。

中国語講師の道楽でする作業ではないわな、と思いつつコツコツとつないでいきます。

出来上がった配線を車体に潜り込ませ、各コネクタをつなぐと、やりました。




見事ウインカーとライト類復活です。

しかも、普通のバイク並みに明るく光っています。
ベスパのライトが暗いのではなくて、古くなったベスパは電装系の劣化がヒドイということだったようです。

これで、公道走れるようになったよ、と喜んだのもつかの間。

駐車場から出そうとアクセルふかしてクラッチつなぐと、エンストです。

この一か月キャブレタをつけたりのけたり、タンクを転がしたり、落としたり、悪戦苦闘しながら、手の入りにくい狭い車体の配線位置と闘ってきた結果、どこかにたまっていたゴミがキャブレターのどこかに詰まったようです。

あー、またばらして清掃しなくちゃ。





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2014年02月06日
Posted by こち at ◆ 2014年02月06日00:44 Comment(0)

VESPAエンジン始動

前回破壊してしまったエンジン。

恐る恐る腑分けしていきます。




不具合箇所発見。

被膜が劣化して断線寸前です。

ここはあとで半田付けするとして、分解を進めていきます。




シリンダーを外して、フライホイールを専用工具で外して・・・

クランクケースを開けると、すぽっとあっけなく抜けます。

これが今回の故障の原因。

本来はシフトアームの先に引っかかってなければいけないシフトロッドが外れて、おまけにひん曲がっていたのでした。




このせいでシフトが固まってニュートラルすら出せなくなっていたのでした。

さらに、シフトセレクターといわれる十文字の部品。



左が新品、右が元。

これも摩耗がかなりあります。


おそらくこの摩耗のせいで、走行中のギア抜けが起こっていた模様です。近所の車屋さんと話したときはクラッチじゃないかと言ってましたが、どうも違うようです。

これらの消耗品とガスケット類を全て交換し組み付けます。

が、ギアの並べ方がわからない。

分解時、順番に並べておいたのを蹴っ飛ばした自分の責任です。

悩むこと一日、ネットで調べてもはっきりしたことはわかりません。

で、今回の修理のために購入していたヘインズの赤本なる英文整備書をよくよく見ると、図解で書いてくれてました。

ヘインズの本は、当たり前の基礎知識を長々とうんちく垂れてくれるのに、肝心な整備の具体的な方法が足りないと、文句垂れていましたが、今回だけはありがたく活用させていただきました。



で、組み合わせてすべて完了。

あとは車体に載せるだけ。


さらっと書いちゃいましたが、ここまで2週間かかっています。

初めてのツースト修理。エンジンかけるのが恐ろしいです。




数か月ぶりに屋外へ車両の形で出てきたP200E。

胸でセレクターの十字を切って、いざ始動。

やりました。一発で始動成功です。

異音もなく、順調に回っています。ためしに軽く乗ってみます。

シフトもカッチリ入ります。ギア抜けなんか絶対しません。

完璧です。

ライトも点きません。ウインカーも点きません。

あれっ。それはまずいよ。

一難去ってまた一難。

この日より、電装との戦いが始まるのでした。



  


2014年01月21日
Posted by こち at ◆ 2014年01月21日00:08 Comment(0)

VESPA鈑金完了、が・・・。

こつこつと鈑金作業を進めること1か月。




パテ埋めも終わり、




塗装も終わり、




エンジンを載せ、ほぼ完成までこぎつけました。




いよいよエンジン再始動の時がやってきました。

ガコーン、キック一発、ぶろろろろ。

見事復活です。

あとはケーブル類の微調整をして、走れるようにするだけ。

この3か月の苦労が報われる時がとうとう目前に。

まずは、1速にいれて試走です。

ガコッ! → カンカンカン!!

何の音でしょう?甲高い金属音。

やばい!焦ってエンジンOFF。

この後、ギアチェンジ不能。キック不能。

まじで壊れたようです。

クラッチは切れるものの、エンジンとミッションはがっちり固まったようです。

この三か月、エンジンは下して室内保管していたのに、なぜ壊れてしまうのか?

希望は一瞬にして絶望へとあの甲高いカンカンカンという音とともに急降下していきました。


SX200Rを整備破壊して以来、エンジンは二度と触らないと誓ったのだが、これはクランク割るしかなさそうな状況です。

やれやれ。

  


2013年11月24日
Posted by こち at ◆ 2013年11月24日01:16 Comment(0)

VESPAレストア

先月、ばらばらにしてしまったVESPA。

ショップに見積もりを頼んだところ、板金塗装だけで30~40万円というお返事。

新車のPX150が買えちゃいます。

無理です。

ということで、自力で治すことに決定しました。

まずは、錆で朽ち果てた鉄板をハンドグラインダーでぶった切ります。

で、この後登場するのが、ヤフオクで安く手に入れた100v半自動溶接機。



“是的、我是外行人。”

ここでワンポイント中国語講座、「外行」とはプロを表す「内行」の反義語、つまり素人です。
ということで、上のひとことは「そうです、私は素人です。」となるのですね。

そうなんです。私は溶接機を触ったこともない「外行」なのです。

誰ですか?挫折することが見え見えだとか思ったのは。

そうはなりません。

実は、うちの父親は昔鉄工所を経営していた「内行」なんです。

実家に修行に行ってきます。

ところが、

「こんなもん、つこたことないで」

とのこと、うーん、大丈夫かな?




フロアーを溶接していた耳の部分は完全にお亡くなりだったので、鉄板をたたいて自作して溶接。

簡単にはいきません。

薄板は穴が開きやすいもの。

うちの親父は失敗しない限り何にも教えてくれない人なので、当然穴が開いちゃいます。

穴が開いたら、修正はしてくれますが、どうやるかは教えてくれません。



試行錯誤しながらなんとか成功した所で聞いてみます。

「こんなふうにして、あんなふうにしたけど、これでええんかな?」

「そうやな」

万事こんな感じで、大切なVESPAを練習台にしながら、修行は進んでいきます。

うちのP200Eは、フロアが底板と足を載せるステップの二枚重ね、プラスサイドカー取り付け補強用にもう一枚が底板に張り付いています。

底板は、原型をとどめていなかったので、宇賀神商会に注文。

その他は、金切ばさみでくり貫いて、プラハンでがんがん叩いて自作しました。



で、だいたい完成。



一言で「完成」と言ってしまいましたが、ここまでひと月かかってます。

この溶接機、20Aの家庭用コンセントからとったんじゃ使い物になりません。

配線工事をすればいいんですが、面倒くさい。

で、わざわざ琴南の山の親父の別荘の30Aのコンセントを使いに何度も往復してます。

部分的に溶接しては、次の溶接パーツを作り、フレーム内側はフロア溶接後は触れなくなるので、先に防錆剤を塗り、溶接で溶けては部分的に塗り直すという作業を繰り返しています。

そんな人間の愚かな行為を見ながら、おサルの群れが畑を横断していくのでした。








  


2013年10月17日
Posted by こち at ◆ 2013年10月17日16:12 Comment(0)

Vespaをひっくり返してみた

昨日に引き続き、午前中はベスパの分解。

今日はフロントフォークを抜きます。

ただ、その前にやることが多いのがベスパ。




先ずは、ハンドルの配線を全部引っこ抜きます。



レッグシールド前面のコネクターも全部外し、メーターケーブル、アクセルワイヤー、ブレーキ、クラッチ等すべてのケーブルをハンドルから外すと、ようやくハンドル自体を取り外せます。これらがフォークコラムの周りのフレーム隙間やコラム自体にぎっしり詰まっているので、どこに戻すべきか写真が無いとよくわかりません。



タイヤを前もって外しておいて、これでようやくボディからフォークを取り外せます。ちなみにこのロックリング回しは自転車用のモノ。サイズがぴったりです。



フリーになった車体は、持ち上げてひっくり返せますが、そこは鉄板そこそこ重い。

とりあえず横倒しにして、ブレーキペダルを外すと・・・。

ナットが一本足りません。

腐食して、フロアの一部とともに脱落した模様です。



フロア全体はこの通り、これって直るのでしょうか?



上から見ても、溶接の耳に穴が開いています。



正面のレッグシールド中央にも穴が、これ全オーナーが修理した際、大穴があいた部分に鉄板を張り付けていたみたいです。接着剤で。

いままで、こんなのに乗ってたのかと愕然。

ここからは、プロにお願いします。  


2013年10月16日
Posted by こち at ◆ 2013年10月16日17:27 Comment(0)

VESPAのエンジン泣く泣くおろす



久々にバイクネタです。

クラッチワイヤーの遊び調整金具が折れていたのを交換するだけのちょっとした整備のつもりが、エンジンおろすはめになりました。




まず、電気配線を外します。あっ、ここは外さなくていい。ほっといて次に進みます。




エンジンに行ってる配線はキャブレターの後ろ、さっきのコネクターの上、こっちを外すだけ。

いつもはここで写真を撮らずあとあとになって資料を探しまくるという無駄があったので、今回は逐一写真に残すと決意したのです。ただ、この写真は以前補修の際にコードの色、とり回しを変えているので他車の参考にはなりません。




お次はシフトケーブルを外す。




リアブレーキのワイヤーは取り付け時、上から通して、下からはねあげてフックに止める、忘れそうです。




キャブレターカバーを開け、エアクリーナーを外し、チョーク、アクセルのワイヤーを外す。




燃料パイプは14ミリの肩空きレンチでこじるととれやすい。




エンジン取り付けボルトを抜き、ショックを外せば、すこっと下ります。




ついでにサイドカーも外します。

こいつは6本のボルトでボディを上下で挟んでるだけ、かなり車体に負担かかっているはず。

下から見ると恐ろしい光景が。




エンジン取付マウント部もさびさびです。





下したエンジンは、漏れたオイルでどろどろ。



本来の目的は、このクラッチワイヤーの金具にささっていた遊び調整ボルトが折れていてそれを抜くことだったのですが、車体にのせたままでは電動ドリルが入らず、やむを得エンジン自体を下すことになった次第です。

もともとはここはねじが切ってあったのですが、折れたボルトがなかで固着していたため、ドリルでもんでねじ穴自体を広げました。

そもそも、普通のバイクはこんな所フックになっているだけなので、ねじは切ってなくても大丈夫ですから。

本来の目的のためなら、ここでエンジンを載せ直してもいいのですが、あの錆を見た後では、もう乗れません。

本格的な板金をします。

授業があるので、今日はここまで。
  
タグ :P200E


2013年04月24日
Posted by こち at ◆ 2013年04月24日13:52 Comment(0)

P200Eフロントサス交換

ベスパサイドカーのハンドリングがいつまでたっても安定しない。

少しでも左手をハンドルから離すと、フロント全体がばたばたと暴れだすのである。

ひどい時は、走行中分解するんじゃないかとおもうほど左右に「いやいや、やめて」と首を振るので、力を抜けない。

長距離走ると、左腕がだるくなります。


カーとバイクの間は、太い鋼管一本で連結されているだけなので、こいつがしなって横揺れが来るのかと、2㎝弱の鉄パイプを曲げて補強したものの、まったく効果なし。





で、サスを硬くすれば、収まるんじゃないかと、いつもの宇賀神商会でイタリア製のサスを買ってみた。

ついでにひび割れたタイヤと、錆錆のホイールも前後交換することに。






上が社外新品。

ヴェスパのフロントサスはアールズショックなので、ねじを外すだけで外れてくれるのだが、フェンダーを外すのに、フォーク全体を抜かなくてはならないので、やっぱり大変。

外してみると、なんとなく自転車的である。




こんなちゃちなフォークで100km/h近く出すんだから、危ないよな。


結果、若干ぶれは止まったものの、両手放しはまだまだ無理そう。

次は、もう一本、カーとの間にパイプをわたしてみよう。

  


2013年01月24日
Posted by こち at ◆ 2013年01月24日00:40 Comment(0)

ベスパで散歩

どうもシフトケーブルの調整がうまくいかない。

4速で走っていると、ちょっとした衝撃でギアがすっぽ抜けてしまう。

ちょっと走っては調整してまた走ってみてと、繰り返しているのだが、どうも安定しない。
4速がきっちり入るようにすると、今度は2速が抜けやすくなる。

まだまだ時間がかかりそうである。

とはいえ、丁寧にギアチェンジをすれば、普通に走れるのであまり神経質にはなっていない。

ここのところ、お仕事の都合と天気の悪さで、全く乗っていなかったので、ちょっと散歩に行ってみる。



この写真は11号線鳥坂峠を三野に下ったところにある頸懸神社。

由緒書きが無いので、この恐ろしい名前の意味は分かりません。



神社の前には、土俵らしきものとこんな丸い石がいくつも置いてある。

力くらべでもするんでしょうか?
  


2013年01月20日
Posted by こち at ◆ 2013年01月20日01:16 Comment(0)

P200Eステムベアリング

走るには問題なくなったうちの鉄屑ベスパ。

ちょっとスピードを出しても恐くなくなってきたので、11号線を流れにのってみた。

強くブレーキをブレーキをかけても、他のベスパオーナーがいうほど、効きは悪くない。

フロントブレーキだけでも普通のバイクと変わらないくらいに止まってくれる。まあ、うちのもう一台の鉄屑SX200Rのブレーキもかなり貧弱なので、普通の基準が低いのかもしれない。SRXやDT200R(ベスパは偶然にも3代目の200㏄のバイク)はもっとじわっと、きちっと止まっていたような記憶もあるし。

ともあれ、わたくし的には十分に制動力があると感じられるのである。

ところが、若干強めにブレーキをかけると、ハンドルから「コココッ」という音とともにがたつきがする。

こりゃあ、ステムベアリングがいっちゃってるようです。

早速、ベアリングのチェックといきたいところですが、そうは問屋が・・・。
ベスパは何かとボディの中に隠されています。
そう、ステム自体もボディとハンドルカバーによって、隙間からちらりと見える程度。
また、ハンドルカバーをめくってやらないといけません。

ワイヤー交換や配線修理で何度も開けてるので、そこはお手の物。ちゃちゃっと開けちゃいます。

メーターケーブルを外して、フロントブレーキを緩めて、ハンドルカバーのねじを外して、ステムの取り付けボルトを、ハンドルカバーのほぼ真後ろにある穴から外します。




その後、メーターを外すと、ハンドルが外れます。

これでようやく、ステムベアリングを締め付けてあるリングにたどりつきます。

このリングはリング自体に工具をひっかけて回すようにくぼみがいくつかついています。バイク屋さんでよく目にするマイナスドライバーとハンマーでこのくぼみを叩いて追っていく方法はあんまり好きじゃないので、自転車の古いボトムベアリングを外す時に使う、フック式のレンチでじわじわと回していきます。

もともときつく締める場所ではないので、すぐにポロリと外れます。

うちのベスパは、サイドカー付き、車体をスタンドで立てれば、ステムのメンテナンスができる単車とは違うため、ここからさらに、車体をジャッキアップしたうえで、タイヤも外します。

これでようやく、ステアリングコラムを抜くことができました。

さて、ベアリングはどうなってるのかと上側を見ると、グリスの痕跡すらないほどきれい、下側を見ると、湿り気のない古いグリスが硬化して、固着しています。



下側は手で触ってもびくともしません。

パーツクリーナーを吹いても、カッチカチのまんまボール一つ動いてくれません。こんなのでよく今まで走ってたものだと、感心しちゃいます。

つついても、擦っても固着して角がついてしまっている古いグリスは取れてくれません。自転車用の油を分解するタイプの洗浄剤を吹きつけて、数分待つとようやく溶け始めましたが、結局マイナスドライバーで突っつきながら、ウエスで擦り取って何とかきれいになりました。

後はグリスアップして、元通り組み付けて完了。

「コツコツ」いう音もがたつきも完璧に解消。



写真は、メーターケーブルを取り付け忘れています。やっぱり何か抜け落ちてる私の整備でした。


  


2013年01月16日
Posted by こち at ◆ 2013年01月16日00:47 Comment(0)

ハーレーのペーパークラフト

VESPAの再生が一段落したので、散歩に出かけてみました。

といっても、お仕事もあるので、市内を軽くまわるぐらいです。



最近の空き時間の楽しみは、ペーパークラフト。

いろいろ作ってきましたが、今回のが一番やっかいかもしれません。
イギリスのサイトから頂いてきたアランさんのつくったハーレーダビッドソンの1910年MODEL6という自転車にエンジンの付いたもの。
別にハーレーは詳しくもないし、欲しいとも思いませんが、このペーパークラフトはすごいです。

なんとスポークが縫い物糸で組まれています!!

エンジンもフィンを一枚づつスペーサーをかませながら積んでいくこだわり。

ヤマハの精密ペパクラをも凌ぐ力作です。



まだフレームとエンジンシリンダーくらいしかできてませんが、毎日、英語の組立マニュアルを穴があくほど見つめながら遊んでいます。難点は、ほぼ文字だけのマニュアルなので、バイクの用語がわからないとどこに何を取り付けるのかがわからないことくらいかな。

アランさんのサイトURLはこちら。
  


2013年01月15日
Posted by こち at ◆ 2013年01月15日01:50 Comment(0)

这么不好骑的家伙谁敢偷哇!!

たまに気まぐれで、言語が一定しません。

自分で書いたものを、自分で翻訳するのはあほらしいので、翻訳ソフトでも使ってみてください。

読めないこと確実です。



タイトルの「家伙」ですが、本来は人を指す言葉で、「~なやつ」ぐらいの意味です。日本語の感覚と同じく、モノや動物を指すこともあります。完全な口語です。文章に使うと恥をかきます。

日本語訳すると、「こなな乗りにくいモン誰が盗るかいな」です。

え?はあ、標準語は苦手です。

中国語は、基本、標準語しかしゃべれませんが、日本語は標準讃岐弁です。特に授業中は。ご迷惑おかけしております。たまには学生生活を過ごした金沢弁で授業してみようかなと思うんですが、全く思い出せません。

「~しまへ」「~まい」と同じ意味の「~まっし」という言葉だけは覚えてるのですが・・・。
「座りまっし、食べまっし」
あと思い出したのは、「だら」、「ほっこ」のことです。


で、今回の本題は、ベスパの鍵について。

そもそもベスパという乗り物自体が、乗りにくい。

クラッチを左手で切った上で、そのまま手首を回してシフトチェンジをする、という筋を痛めてしまいそうな動作を、エンジンの回転に合わせて行うという、玄人好みの操作方法です。

くわえて、サイドカーという好き者しか乗る勇気のないゲテモノがついています。

8歳の姪っ子に、「こんなん恥ずかしい」と乗車拒否されました。

以上のような理由で、上のタイトルをつけたわけです。


とはいえ、鍵もかけずに玄関先に放置しておいたり、マルナカの駐車場に乗用車一台分の面積を占有して、買い物したりなんて、小心者の私にはできない芸当です。

メインキーは当然ありますが、前回まではアースの断線のせいで、オン/オフ関係無く、キックさえすればかかる。という代物でした。パーツを注文する際、ハンドルロック、小物入れ、シートの鍵三点セットを一緒に注文していたので、走れるようになったからには、鍵もつけなくては、こわくて街乗りもできません。

ベスパの鍵は、特にハンドルロックは特殊で、普通のバイクを盗む際にやる、ドライバを叩き込んで回すという方法は、無駄です。泥棒様、頼むから私のSRX600を盗んだ時のように、玄関先で深夜にハンマーを振り下ろすようなことはしないでください。あなたが盗めない上に、私の財布だけが寒くなります。

作業に戻りましょう。

ネット上で調べた方法で、旧ハンドルロックを取り外しにかかりますが、なかなか外れてくれません。かなり奮闘した結果、かなり破壊してようやく取れました。うちのだけかどうかわかりませんが、普通にキーを使ってロックをかけるのも、解除するのも、かなりコツがいります。万一、盗難にあってロックを破壊されたとしても、このコツがわからないとビクともしないでしょう。めでたし、めでたし。

それに引き替え、レッグシールド内の小物入れは、内側からスプリング式の留め具を外すと、一瞬にして旧シリンダーが外れます。所要時間2分で交換完了。

続いて、シートロックを交換。

シート内側のボルトを外せば、ポロリと鍵全体がとれます。
後は、プッシュボタンを固定しているツメをドライバーでこじって外すと、シリンダー部分が取り出せます。

ここからが大変です。キーは共通ですが、ロックの方式は、ハンドルロックとは違うので、同じ方法で破壊しても無理そうだし、ドリルで抜くのも面倒くさい。ピッキングは苦手です。昔VT250の鍵交換で、偶然成功したのが例外で、基本できません。

掌の上で転がすこと5分、内側から見ると、ロックのピンが出てるのが見えます。

これを一つづつ押し込んでやれば、シリンダーが回るかもしれない。

精密ドライバーで押してみたり、カッターの刃を突っ込んでみたり、いろいろ試すも、どうも一番奥のピンだけ届かない。

いろいろ試した結果、ゼムクリップを伸ばして、ピンに合わせて曲げ直したものを突っ込むと、全部のピンを押し込め、シリンダーは無傷で、するりと抜けました。



あー疲れた。


  


2013年01月13日
Posted by こち at ◆ 2013年01月13日13:23 Comment(0)

发动机关不掉…。

我本来不怎么喜欢写这种博客,但这几天几乎每天都写日志。为什么呢?

就是因为感冒。

但不严重,就是鼻子和喉咙不舒服,还有时候头疼,也不发烧。

除了工作以外,不愿意出门,整天呆在家里,睡觉或上网。

这几天写的内容都是1月4日前的事。
作为备忘录,记些维修方面发现的问题。

我的VESPA已能够骑行,但还有一个问题,那是发动机关不掉。

以前是因为润滑油的问题,停车后不久自然熄火,这个问题解决好后,才发现这正相反的问题。

在网上查一下,好像有很多人遇到过这个问题。

看他们写的,好像都是地线接触不好。

这地线是从发动机边上的端子箱出来,通过车体里面接到速度表上面的开关器的。此端子箱装在发动机的后面,也就是说车子的最后面。可以说整个电线中最长的。

如果断线,不知道从哪里检查,要看的地方多着呢。

所以,首先不找断线的地方,我把开关器和端子箱之间直接连接起来试试能不能关掉。

哦,这么简单的工作就能关了!!

好,下面是要找断线的地方了。一打开端子箱,就发现绿色的地线烂得不像样子。
不知怎么回事,其他的线一点都没烂,就是这条线烂碎了。



看样子光换端子附近也没用,整个线不换掉,还会出问题。

试试拉一下,就完完全全的断掉了。从后面不能拉出来,那从前面拉吧。解开速度表罩子,哎呀这里也断线。



从外面看得到的地方,都看了一下。我的天哪,到处都烂。拉也拉不出来。只能另外通线了。

家里没绿线,用黑线代替。



大概的问题都解决了,剩下是边三轮的轮胎、锁、车体锈的洞、镜子、座位的皮子也要换。

哎呀,还有好多要做的呢!!  


2013年01月11日
Posted by こち at ◆ 2013年01月11日14:32 Comment(0)

VESPAのオイルは混合オイル

この年末、年始は暇さえあれば、ベスパの修理にかかりきりだったにもかかわらず、調子はおかしくなる一方。

こんぴらへ行く途中、319号線の渋滞に巻き込まれ、待ち続けるうちにエンジンの回転が落ちてきて、とうとうストール。その後は、何度キックしても、プスリともいわない。

プラグがかぶったのか?電気系統の故障か?はたまたガソリンが流れてきていないのか?

いろいろ考えながら、裏道をおし続け、金倉川の橋のたもとで再度キックを数十回、ようやくエンジンが火を噴いた時には、約束の時間10分過ぎ。善通寺から実家までの10キロ足らずに1時間ちかくかかってようやく到着。歩いたほうが早かったんじゃなかろうか?



で、翌日からは、再調整の日々。


プラグは、ちゃんとキツネ色に焼けてる。
キックして点火を見ると、火は弱いが、プラグキャップを換えてみると、きっちり飛んでいる。

アイドリング調整ボルトを調整しても、変わりはない。

スロージェット、メインジェットも詰まりも汚れもない。

エアクリーナーも交換してみる。


多度津の桃陵公園の裏を軽く走ってみる。
クラッチミスで、エンスト。
その後は、何十回キックしてもかからない。
プラグを抜いてみると、白くなってる。ちょっと焼けすぎてるようだ。ガソリン薄いのか?


ここで、ふと気づいた。


あのオイルじゃないのか?買った当初からサイドカーのシートの後ろにガソリンスタンドで売ってる2ストオイルが入っていたので、初めての給油の際、そいつを混合してたのだ。

缶を裏返して、使用期限を見てみる。

2006年・・・。6年以上過ぎてます。
しかも、混合用とはどこにも書いていない。
ネット上の噂でも、GSで売ってるのは分離給油専用なので、混合エンジンに入れると詰まると言ってた。

今満タンに入ってるガソリン、無くなるのを待ったんじゃ、壊れてしまうかも。
もったいないが、リザーブ分を残して、灯油ポンプで抜き切って、近くのスタンドへ直行。

満タンにして、自分で買っといたホンダの混合・分離用オイルをきっちり量って入れた。
これで、調子を見てみよう。



それでも、アイドリングが安定せず、すぐに止まりそうになるので、帰ってすぐにキャブのエアスクリューを調整してみる。


キャブレターボックス後ろ側のめくらになっているカバーを外すと、マイナスドライバーで調整できるので、まあまあかんたん。
閉まりすぎていたので、規定通り、全閉から1 と3/4回転程度ゆるめると、アイドリングがかなり落ち着いてきた。



試しに、11号線から吉原、大阪峠、自衛隊、お大師さんとぐるりと回ってみる。

おお、まったくエンストしない。

停車して、エンジンを切った後も、キック一発で元気よく火を噴きます。

ああ、なんてこったい。今までの苦労はなんだったのか?
やっぱり、オイルは適切なものを入れないといけません。

ああ、やれやれ。  


2013年01月09日
Posted by こち at ◆ 2013年01月09日14:14 Comment(0)

P200Eケーブル交換

前回、いきなり散歩写真を載せてしまったベスパですが、ここに至るまでも、おそらくこれからもかなりな労力を費やすことになろうかと思います。

話は、去年の年末に戻り、12月の半ば、寒風の吹きすさぶ中、各種ケーブル類の交換を行いました。

もともとエンジンがかかるだけで、その他は全く機能しないという、なかばゴミを大枚をはたいて買ってしまった私が悪いんです。

前後ブレーキがビクともしない。クラッチレバーがブレーキレバーのごとく重い。つまりまったく切れない。シフトワイヤーは切れている。ベスパは、ほぼ全ての動作をワイヤーで行うので、これらが動作しないということは、押して移動することすら困難である。

先ずは、ここから修理して、キャブや車体周りはそのあとである。

部品集めを始めねばならない。
ネット上ウロウロした結果、このページの右側にもリンクを張っている「宇賀神商会」さんを見つけた。一番の品揃えでしかも安い。

早速ケーブル類を注文して、交換作業に入った。

ベスパは、半世紀前の設計なのに、すごく近代的で、ワイヤー類がすべてモノコックフレーム内を通っていて、外側からはほぼ確認できない。現代の自転車ロードレーサー以上である。

おしゃれだねえ。いきだねえ。だから難しいのである。

コンパクトなハンドル周りを計6本のワイヤーと電気配線が所狭しと通っている。アウターケーブルは、それを束ねるチューブ(ハーネスのビニールチューブのようなもの)の中を通っているので、いきなりアウターワイヤーを抜いてしまうと、元通り配線することは不可能そうである。


よって旧アウターと新アウターの端を針金でがっちり固定し、旧アウターを抜き取ることで、新アウターを引っ張り込む形で送り込んでみた。
なんとか通っていきます。最後のグロメット以外は・・・。
ボディから外部へ出る部分は、ゴムのグロメットががっちり塞いでおり、何度も押したり引いたりで角度を変え、何とか通しましたが、全ケーブル交換にかかった日数は、二日間。
さらに調整に二日。

寒さと焦りに鼻水垂らしながら、12月20日、ようやく走れるようになりました。  


2013年01月06日
Posted by こち at ◆ 2013年01月06日21:51 Comment(0)

伊太利亜の鉄屑



買ってしまいました。

Vespa

P200Eという30年前のモデル。しかも側車付き。

しかも、エンジンはかかるものの動きません。クラッチ、アクセル、前後ブレーキ、シフトケーブル全て錆びついてビクともしない。

遠目に見れば、そこそこきれい・・・。車の下にもぐってみると、錆穴だらけ。

さあ、果たして走り出すことはできるのか?

といいつつ、実は去年の年末、ナンバー取得は完了。この写真も仁尾まで走った際のもの。
案の定、途中でエンスト、再始動に30分かかり、汗だくで帰宅。

完全なレストアまで、どれだけかかるんでしょう?