2013年09月29日
Posted by こち at
◆ 2013年09月29日01:17 Comment(0)
粟島へ出航
急に気温が下がり始めたので、そろそろ水遊びも潮時かと思い、今年たぶん最後の海に出た。
昨日の金曜日である。
荘内半島から見る粟島、歩けば10分で着きそうなくらい近い。地図で見ても最短で500メートル程度しかないように見える。
不安な点は、潮流がわからないのと、激走しまくっている漁船をどう避けるかぐらいのものである。
実のところ、横波に弱いうちのカヤックにとって漁船の起こす波が一番の大敵。
毎年、渡ろうとおもいつつ躊躇してきたが、ようやく決心して渡ることにした。

できるだけ近い所から出発しようと花之御膳稲荷神社の浜から出ることにした。
今回、単独行なので一人で分割式のカヤックを運んで組み立て、セイリング用のアウトリガーを組み付け、帆を取り付けてとやっていると、それだけで30分以上かかってしまった。おまけにしんどい。

遠くの台風の影響で海はそこそこ荒れていて、1メートル近い波。
それくらいでは、アウトリガー付きの船体びくともしません。
漕ぎ出して20分、浜はすぐそこ。
近すぎるし、町まで歩くのも大変そうなので、港の近くに船を寄せようと思い、そのままやり過ごす。

しばらくは、防波堤のある岸壁なので、岸には近づけない。

さらに20分、出発から40分ほどで海員学校が見えてきました。

さあ、そろそろどこかに上陸しようかなと周りを見渡すが、ずーっとどこまでも見える範囲にはコンクリートの護岸。
おまけに漁船が猛スピードでやって来ては急ターンして網を沈めていきます。はねられることはないにしても、その度に木の葉のような我がカヤックは激しい上下運動と左右のゆさぶりに見舞われます。
迷惑かけてもいけないし、沈するのもいや、ましてや着岸出来る浜はどうやら遠くに見える港のまだその先しかなさそうである。
しんどい。帰ろう。
昼飯食うの忘れてたし。
腰も痛くなってきた。
どんどん弱気になってきます。
とりあえず上陸だけはしたい。
最初に見た浜に船をつけて一休みしよう。
とUターンにかかる。
あれ?回りません。
左に回頭しているはずが右に引っ張られていく。
一度停止して方向転換の後、前へ進もうとするとやっぱり左手、北東へ流されていきます。
どうやら巨大なアウトリガーをつけた分、鈍重になってしまったようで、潮流に逆らえなくなったようです。
往きは流れにのっていたのかもしれない。
もしくは岸に近づきすぎたのかもしれない。
一度沖に戻って、再度浜を目指すも自由には動いてくれません。
四苦八苦しながらそれでもなんとか浜に着いた。

ここから港まで歩いて行こうかと空を見る。
近頃すっかり日が落ちるのも早くなってきていて、3時の段階でもう日が傾いて見えます。
ここまで1時間強かかっている。
帰りはもっとかかるかもしれない。
出発した神社は浜と言っても猫の額ほど。
満潮時には着岸地点が無くなるかもしれない。
西側の浜につけるにはさらに時間がかかる。
そこから車を取りに行ったら、積み込む頃は日が暮れている。
どんどん弱気になっていきます。
これ以上ここにとどまるわけにはいかない。
今すぐ出航だ。
休憩10分で逃げるように乗艇。

帰着は15時50分。
40分で帰ってきてしまいました。

猫の額ほどの浜も残っていて、安心するも、ここからまた分解、積み込みを一人でやっていると30分かかり、帰宅は5時過ぎ。
今日もまだ全身筋肉痛で翻訳やっています。
今度は、波の穏やかな日にアウトリガー無しで行かねば。
あっ、そうそう、帆は船体の割に小さすぎたのか、ほぼ役に立ちませんでした。
昨日の金曜日である。
荘内半島から見る粟島、歩けば10分で着きそうなくらい近い。地図で見ても最短で500メートル程度しかないように見える。
不安な点は、潮流がわからないのと、激走しまくっている漁船をどう避けるかぐらいのものである。
実のところ、横波に弱いうちのカヤックにとって漁船の起こす波が一番の大敵。
毎年、渡ろうとおもいつつ躊躇してきたが、ようやく決心して渡ることにした。
できるだけ近い所から出発しようと花之御膳稲荷神社の浜から出ることにした。
今回、単独行なので一人で分割式のカヤックを運んで組み立て、セイリング用のアウトリガーを組み付け、帆を取り付けてとやっていると、それだけで30分以上かかってしまった。おまけにしんどい。
遠くの台風の影響で海はそこそこ荒れていて、1メートル近い波。
それくらいでは、アウトリガー付きの船体びくともしません。
漕ぎ出して20分、浜はすぐそこ。
近すぎるし、町まで歩くのも大変そうなので、港の近くに船を寄せようと思い、そのままやり過ごす。
しばらくは、防波堤のある岸壁なので、岸には近づけない。
さらに20分、出発から40分ほどで海員学校が見えてきました。

さあ、そろそろどこかに上陸しようかなと周りを見渡すが、ずーっとどこまでも見える範囲にはコンクリートの護岸。
おまけに漁船が猛スピードでやって来ては急ターンして網を沈めていきます。はねられることはないにしても、その度に木の葉のような我がカヤックは激しい上下運動と左右のゆさぶりに見舞われます。
迷惑かけてもいけないし、沈するのもいや、ましてや着岸出来る浜はどうやら遠くに見える港のまだその先しかなさそうである。
しんどい。帰ろう。
昼飯食うの忘れてたし。
腰も痛くなってきた。
どんどん弱気になってきます。
とりあえず上陸だけはしたい。
最初に見た浜に船をつけて一休みしよう。
とUターンにかかる。
あれ?回りません。
左に回頭しているはずが右に引っ張られていく。
一度停止して方向転換の後、前へ進もうとするとやっぱり左手、北東へ流されていきます。
どうやら巨大なアウトリガーをつけた分、鈍重になってしまったようで、潮流に逆らえなくなったようです。
往きは流れにのっていたのかもしれない。
もしくは岸に近づきすぎたのかもしれない。
一度沖に戻って、再度浜を目指すも自由には動いてくれません。
四苦八苦しながらそれでもなんとか浜に着いた。
ここから港まで歩いて行こうかと空を見る。
近頃すっかり日が落ちるのも早くなってきていて、3時の段階でもう日が傾いて見えます。
ここまで1時間強かかっている。
帰りはもっとかかるかもしれない。
出発した神社は浜と言っても猫の額ほど。
満潮時には着岸地点が無くなるかもしれない。
西側の浜につけるにはさらに時間がかかる。
そこから車を取りに行ったら、積み込む頃は日が暮れている。
どんどん弱気になっていきます。
これ以上ここにとどまるわけにはいかない。
今すぐ出航だ。
休憩10分で逃げるように乗艇。

帰着は15時50分。
40分で帰ってきてしまいました。
猫の額ほどの浜も残っていて、安心するも、ここからまた分解、積み込みを一人でやっていると30分かかり、帰宅は5時過ぎ。
今日もまだ全身筋肉痛で翻訳やっています。
今度は、波の穏やかな日にアウトリガー無しで行かねば。
あっ、そうそう、帆は船体の割に小さすぎたのか、ほぼ役に立ちませんでした。
2009年10月13日
Posted by こち at
◆ 2009年10月13日23:42 Comment(1)
進水式
9月末に出来上がっていたものの、車の手配ができず、10月11日になって、ようやく進水式となりました。
全長4.5m、重量18kg、総排水量不明。
で、実のところ、カヤックなるものを漕いだことは今まで一度もなかったりする。
乗ったこともないものを一から作ってしまい、少々不安もありつつの処女航海。
想像以上に速い。
漕ぎ出せば、あっという間に沖に出てしまった。
ところが、素人が作ったからなのか、乗り方が悪いのか、それとも軽すぎるのか、横波に少々弱く、二度ほど転覆。カヤックとは本来そういうものなのかどうかも、わかりません。誰か教えてください。
少々問題はあるものの、まあまあ思い通りに操縦はできたので、一応満足。10月の海水浴にもかかわらず、風邪もひいてないので、めでたし、めでたし。
2009年08月24日
Posted by こち at
◆ 2009年08月24日15:42 Comment(0)