2013年08月14日
Posted by こち at
◆ 2013年08月14日10:55 Comment(2)
旧暦の七夕
昨日8月13日は、旧暦の七夕。
新暦の七夕は、梅雨空の下、星なんか見えない場合がほとんど。
やっぱり節句はちゃんと旧暦で過ごさねばならない。
この数日はペルセウス流星群の残りがまだ見られるということで、星を見に行ってきた。

まんのう町(旧琴南町)と美馬市の境にある竜王山で車をオープンにして寝転がってみた。
二時間足らずの間に、天の川を20個ぐらいの流星が駆け抜け、30個以上のお願いをしたので、一つくらいは叶うであろう。

残念ながら、流星を写真におさめることはできなかったが、天の川はなんとか写っているようです。
新暦の七夕は、梅雨空の下、星なんか見えない場合がほとんど。
やっぱり節句はちゃんと旧暦で過ごさねばならない。
この数日はペルセウス流星群の残りがまだ見られるということで、星を見に行ってきた。

まんのう町(旧琴南町)と美馬市の境にある竜王山で車をオープンにして寝転がってみた。
二時間足らずの間に、天の川を20個ぐらいの流星が駆け抜け、30個以上のお願いをしたので、一つくらいは叶うであろう。

残念ながら、流星を写真におさめることはできなかったが、天の川はなんとか写っているようです。
2013年08月13日
Posted by こち at
◆ 2013年08月13日14:14 Comment(0)
高知県本山町奥白髪林道
この暑いさなかに高知まで遠征。
標高1000メートル付近の林道という言葉に騙されて、早明浦ダムまでやってきてしまった。
普段は涼しいイメージのこの辺りも今年はうだるような暑さ。
ダムから林道までは、川沿いの県道を北上するのだが、渓谷に入っても意識が遠のくほどの暑さ。
車なのに熱中症で反吐が出そうです。(漢字で書くと「へど」のイメージが変わるような気が)
林道起点の広場に車を停めて、MTBで上がっていきます。

暑さのせいか、この道の傾斜がきつすぎるのか、心拍数は一気に上がり、呼吸も増加し、大量の汗がまぶたをつたい目にしみます。
頭痛、吐き気、倦怠感いづれも自転車走行中には体験したことのないレベルに上がり、死にそうです。
水浴びしないと死んでしまう、恐怖感の中、必死にだらだらと登っていきます。

基本的にこの道はガレ気味で、轍の深くなったところには、ご丁寧に砂利を敷き詰めてくれています。タイヤがとられて埋まるほど盛ってくれています。こいつがより体力を消耗させてくれます。

林道は渓流に沿ってい進んでいるものの、谷底までは10mの絶壁、水音が聞こえても下りられません。
林道中間点を越えてようやく降りられそうなところを発見。
頭から流れに突っ込んで冷却。
死なずにすみました。

林道に戻ってからは、今度はアブとの戦い。
急な傾斜のせいでスピードが出ないため、数十匹のアブにまとわりつかれます。
短髪にしたせいで、頭皮をかまれて悲鳴。
敏感な首をつつかれて苦悶。
背中をTシャツ越しに刺されて、裏拳で叩き潰すと血まみれに。
もう帰りたいです。
さっきの水浴びで濡らしておいたタオルを、時代劇の手ぬぐいパンチよろしく振り回してまとめて退治すると、真っ赤な鮮血で悲惨な状況。
高温、体力の消耗、吸血、生き地獄のような登り。
アブとの格闘で余計な体力を消耗して、林道終点に着いた時には、気力も尽き果てました。

起点よりここまで、2時間20分。
本当は、ここから三方向にそれぞれ別の林道が始まっているのだが、もうこれ以上行く気力も体力もありません。
帰ります。

登りの時にはあまり気にならなかったが、雨水を谷に流すためところどころ路面が盛り上げられているため、減速せずに突っ込むと大ジャンプ。
リアサスが底付き寸前まで沈み、ブレーキアウターが留め具から飛び出してリアタイヤロック。
危険です。
コーナリング中に深い砂利にタイヤをとられ、砂利が敷いていないところはとがった石が露出していて、遠心力でコーナー外側へ流れ気味のタイヤを上に弾いてくれます。
この三点以外は、全体的に走りやすく、そこそこスピードも出せますが、楽しさの点では剣山スーパー林道の方が格段上。
横滑りしやすい路面状況+上下に飛び跳ねる路面のため、体重移動と腕力でねじ伏せ続けるので、帰宅後は筋肉痛と関節痛で肩甲骨に手が届きません。
下りは、40分程度でゆっくりと、ただ、下りで息切れするほどハードだったのは初めてかも。
途中、この林道に懐かしのツーストロークRZ-Rで入って来ている人に遭遇。同情しました。
より大きな地図で 林道 を表示
標高1000メートル付近の林道という言葉に騙されて、早明浦ダムまでやってきてしまった。
普段は涼しいイメージのこの辺りも今年はうだるような暑さ。
ダムから林道までは、川沿いの県道を北上するのだが、渓谷に入っても意識が遠のくほどの暑さ。
車なのに熱中症で反吐が出そうです。(漢字で書くと「へど」のイメージが変わるような気が)
林道起点の広場に車を停めて、MTBで上がっていきます。

暑さのせいか、この道の傾斜がきつすぎるのか、心拍数は一気に上がり、呼吸も増加し、大量の汗がまぶたをつたい目にしみます。
頭痛、吐き気、倦怠感いづれも自転車走行中には体験したことのないレベルに上がり、死にそうです。
水浴びしないと死んでしまう、恐怖感の中、必死にだらだらと登っていきます。

基本的にこの道はガレ気味で、轍の深くなったところには、ご丁寧に砂利を敷き詰めてくれています。タイヤがとられて埋まるほど盛ってくれています。こいつがより体力を消耗させてくれます。

林道は渓流に沿ってい進んでいるものの、谷底までは10mの絶壁、水音が聞こえても下りられません。
林道中間点を越えてようやく降りられそうなところを発見。
頭から流れに突っ込んで冷却。
死なずにすみました。

林道に戻ってからは、今度はアブとの戦い。
急な傾斜のせいでスピードが出ないため、数十匹のアブにまとわりつかれます。
短髪にしたせいで、頭皮をかまれて悲鳴。
敏感な首をつつかれて苦悶。
背中をTシャツ越しに刺されて、裏拳で叩き潰すと血まみれに。
もう帰りたいです。
さっきの水浴びで濡らしておいたタオルを、時代劇の手ぬぐいパンチよろしく振り回してまとめて退治すると、真っ赤な鮮血で悲惨な状況。
高温、体力の消耗、吸血、生き地獄のような登り。
アブとの格闘で余計な体力を消耗して、林道終点に着いた時には、気力も尽き果てました。

起点よりここまで、2時間20分。
本当は、ここから三方向にそれぞれ別の林道が始まっているのだが、もうこれ以上行く気力も体力もありません。
帰ります。

登りの時にはあまり気にならなかったが、雨水を谷に流すためところどころ路面が盛り上げられているため、減速せずに突っ込むと大ジャンプ。
リアサスが底付き寸前まで沈み、ブレーキアウターが留め具から飛び出してリアタイヤロック。
危険です。
コーナリング中に深い砂利にタイヤをとられ、砂利が敷いていないところはとがった石が露出していて、遠心力でコーナー外側へ流れ気味のタイヤを上に弾いてくれます。
この三点以外は、全体的に走りやすく、そこそこスピードも出せますが、楽しさの点では剣山スーパー林道の方が格段上。
横滑りしやすい路面状況+上下に飛び跳ねる路面のため、体重移動と腕力でねじ伏せ続けるので、帰宅後は筋肉痛と関節痛で肩甲骨に手が届きません。
下りは、40分程度でゆっくりと、ただ、下りで息切れするほどハードだったのは初めてかも。
途中、この林道に懐かしのツーストロークRZ-Rで入って来ている人に遭遇。同情しました。
より大きな地図で 林道 を表示
2013年08月03日
Posted by こち at
◆ 2013年08月03日00:50 Comment(0)
徳島の山にアレ出没!!
徳島は三加茂にやってまいりました。
目的地は、風呂塔山。

キャンプ場から山頂近くまで、自転車で行ける道があるので、ちょっとお散歩。
下界は35度を超えても、ここは1400m程度、30年前の夏休みぐらいの暑さである。(30度いかないくらいという意味)
道しるべには山頂まで徒歩20分。森林浴をしながらの楽々お散歩コースを自転車を押しながら歩く。
登山道のほとんどに丸太の段が設置されているので、歩くしかありません。
MTBはただのお荷物になり、このショートコースがえらく長く感じてきます。
山頂は、周囲に樹が生い茂っていて展望は無い。

ただ、登山道は山頂から2方向に延びていて、ここから三渕まで降りる道と、噂では落合峠までつながっているという道らしい。
真夏の低山は、虫と蛇がうようよしていて危険に満ち溢れているうえ、うっそうと茂った草木で噂の道はほぼ獣道になっていた。
丸太の段が見えているので、登山道には間違いなさそうだが、イノシシか鹿ぐらいしか通ってなさそうな荒れ具合である。
ふと、周りを見渡すと、木々の樹皮が何者かによってかじられている。
前回のスーパー林道でも小鹿に遭遇したし、剣山山頂付近でも2,3頭の鹿が跳ねているのを見たことがある。
一宇の山ではカモシカの糞も転がっていたりで、どうやら最近の四国の山は鹿の楽園と化してきているらしい。
しかし、雑な食い方をする鹿である。樹皮どころか幹自体に歯形がつくほど噛みついている。

下りは、途中から、広場と書かれた道しるべの方へ向かう。すぐにフラットな轍跡のある広い道に出た。
本来の目的であった車道へたどり着いたようである。
大きなあずまやが建っており、この付近の樹木も皮が食われていて、頂上と同じように何本もの傷がついている。
鹿はなわばりをもっていて、そのテリトリー内で行動するというから、ここにしばらく隠れていれば、姿を撮影できるかもしれない。
自転車で走るときは、まともなカメラを持っていないので、それはあきらめて、さあ、ダウンヒルだ。
快調に進んでいきます。
がれた所もあるものの基本的にフラットで走りやすい、ただ、いかんせん距離が短い。
あっという間にもとのキャンプ場に着いてしまった。
物足りない距離ではあったものの、帰りの時間を考えるとちょうどいい時間だったので、そのままもと来た林道を車で引き返す。
来るときには気づかなかったが、林道の入り口に何か立て看板がかけてある。
!!!
「クマ出没注意」
ご丁寧にツキノワグマの写真入りで、しっかり警告してくれていたのです。
どうりで樹皮をかじったところに五本爪の傷跡がいっぱいあったはず。
あのまま、鹿が来ると信じて待っていたら、今頃は、同じ爪痕がこの身に刻まれていたかもしれない。
恐るべし、徳島の山。
絶滅したはずの熊が復活しているとは。
目的地は、風呂塔山。
キャンプ場から山頂近くまで、自転車で行ける道があるので、ちょっとお散歩。
下界は35度を超えても、ここは1400m程度、30年前の夏休みぐらいの暑さである。(30度いかないくらいという意味)
道しるべには山頂まで徒歩20分。森林浴をしながらの楽々お散歩コースを自転車を押しながら歩く。
登山道のほとんどに丸太の段が設置されているので、歩くしかありません。
MTBはただのお荷物になり、このショートコースがえらく長く感じてきます。
山頂は、周囲に樹が生い茂っていて展望は無い。
ただ、登山道は山頂から2方向に延びていて、ここから三渕まで降りる道と、噂では落合峠までつながっているという道らしい。
真夏の低山は、虫と蛇がうようよしていて危険に満ち溢れているうえ、うっそうと茂った草木で噂の道はほぼ獣道になっていた。
丸太の段が見えているので、登山道には間違いなさそうだが、イノシシか鹿ぐらいしか通ってなさそうな荒れ具合である。
ふと、周りを見渡すと、木々の樹皮が何者かによってかじられている。
前回のスーパー林道でも小鹿に遭遇したし、剣山山頂付近でも2,3頭の鹿が跳ねているのを見たことがある。
一宇の山ではカモシカの糞も転がっていたりで、どうやら最近の四国の山は鹿の楽園と化してきているらしい。
しかし、雑な食い方をする鹿である。樹皮どころか幹自体に歯形がつくほど噛みついている。
下りは、途中から、広場と書かれた道しるべの方へ向かう。すぐにフラットな轍跡のある広い道に出た。
本来の目的であった車道へたどり着いたようである。
大きなあずまやが建っており、この付近の樹木も皮が食われていて、頂上と同じように何本もの傷がついている。
鹿はなわばりをもっていて、そのテリトリー内で行動するというから、ここにしばらく隠れていれば、姿を撮影できるかもしれない。
自転車で走るときは、まともなカメラを持っていないので、それはあきらめて、さあ、ダウンヒルだ。
快調に進んでいきます。
がれた所もあるものの基本的にフラットで走りやすい、ただ、いかんせん距離が短い。
あっという間にもとのキャンプ場に着いてしまった。
物足りない距離ではあったものの、帰りの時間を考えるとちょうどいい時間だったので、そのままもと来た林道を車で引き返す。
来るときには気づかなかったが、林道の入り口に何か立て看板がかけてある。
!!!
「クマ出没注意」
ご丁寧にツキノワグマの写真入りで、しっかり警告してくれていたのです。
どうりで樹皮をかじったところに五本爪の傷跡がいっぱいあったはず。
あのまま、鹿が来ると信じて待っていたら、今頃は、同じ爪痕がこの身に刻まれていたかもしれない。
恐るべし、徳島の山。
絶滅したはずの熊が復活しているとは。